【弁護士】渡部秀樹

watanabe.jpg  渡部 秀樹 (ワタナベ ヒデキ)
 矢野・大西・渡部総合法律事務所
 〒650-0034
 兵庫県神戸市中央区京町79 日本ビル4階405号室
 TEL 078-331-0013 / FAX 078-333-9343
 e-mail address watanabe@shigyo.com

【取扱業務】
不動産取引・借地、借家・交通事故・損害賠償一般・成年後見・高齢者問題・相続、遺言
破産、債務整理、会社更生法、民事再生法、会社整理、特別清算・刑事事件


相続について(その1)

前回のエントリーでは、相続セミナーで講師をさせていただいたことをお伝えしました。今回から、セミナーの際にお話しした相続と遺言について、いくつか基本的な注意点を書いていきたいと思います。
1 まず、相続とは、ある人が亡くなったときに、その人が持っていた財産や負っていた借金のすべてを、家族の人が引き継ぐことです。正確には、「自然人の財産などの様々な権利・義務を他の自然人が包括的に承継すること」ですが、こう書くと何だか意味が分かりにくいですね。法律は、いろんな場面を考えて、抽象的にルール化しようとするので、難しくなってしまうのです。その点では、数学の公式なんかと似ていいるかもしれません。
 亡くなった方を民法上は「被相続人」といいますが、それではわかりにくいので、「Aさん」として話を進めましょう。
2 これに対して、相続する(=引き継ぐ)家族の人を「相続人」と言うのはみなさん御存じでしょう。では、誰が相続人になるのでしょうか。
@ まずは、配偶者つまり夫もしくは妻ですね。そんなことは誰でも分かるのですが、何年同居していたとしても婚姻届を提出していないと、「配偶者」には当たりません。
A 次に、Aさんに(生きている)子供Cがいれば、その方が相続することになります。Aさんに子供Cがいれば、Aさんの父D・母Eや兄Fは相続しません。
B 逆に、Aさんに子供がいなければ、Aさんの父D・母Eが相続することになります。Aさんの父D・母Eがいれば、Aさんの兄Fは相続できないわけです。
C Aさんに、子供がなくて、父D・母Eもいないときにはじめて、Aさんの兄弟が相続できます。よく2時間ドラマなどで、資産家のAさんが亡くなって、Aさんの兄弟がAさんの子供(おい・めい)を断崖絶壁から突き落とそうとするシーンがありますが、子供Cがいると、おじさんFは相続できないので、こんなことをしようとするわけです。一応民法を意識して脚本ができてるわけですね。
    A父D−−−母E
        |
      −−−−−
      |    |
    B兄F   A−−−妻B
             |
           @子C
 次回のエントリーでは、なぜ遺言を作るのかを書いていきましょう。

相続セミナー

 先日、相続セミナーに行ってきました。と言っても、私が100名以上の方々の前で講師をするというものでした。前職が某受験指導校の講師だったので、手慣れたはずですが、人生経験が豊富な方々の前で講義をするのは思いの外緊張しました。楽しく学んでいただけていればなと思っています。
 次回の更新のときから、気になる注意点を書き込んでいきたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。

みなさん、はじめまして。
 1月7日から矢野・大西総合法律事務所で勤務を始めました弁護士の渡部秀樹といいます。少しずつですが、ブログを更新していきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。
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